あなたは今何歳？そしてあと何年・・・・？

僕が、中型免許を取得し、自分のバイクに跨ったのは、18歳の秋。

ちょうど今の季節じゃなかったかな・・・？

バイクに乗る理由なんてもんは、ありがちに「かっこいいから」

ただそれだけ。

ただそれだけのはずが、気が付けば「走る」事が楽しくなり、「整備」する楽しさにまで発展した。

その頃には、生活の中心にオートバイがで～～んと鎮座し、何をするにもバイク前提で物事を考えるまでになってしまった・・・。

幸か不幸か・・・？今となっては、バイクが生活を支えている。

だからと言って生活の為にバイクと付き合っているなんて気持ちは微塵もない。

今でも相変わらずバイクが好きでバイクが楽しい。

むしろ相変わらずではなく、時が経てば経つほど、毎年楽しさを増している。

「あのころは楽しかったよね～。」なんて懐かしんで言ってみたりするけれど、正直、多くの事が解る今の方が視野が広がりもっと楽しいと思う。

そう。みんな、今が楽しい。

今が・・・・・・・。

「65歳－今のあなたの年齢＝残りのバイク人生」

あるページで見かけたこの計算式が、ふとした時に頭をよぎった。

自分の年齢を当てはめてみる・・・・。

周りの人々の年齢を当てはめてみる・・・・。

それは、必ずしも正確な答えを導くわけではないし、個人さもあるだろう。

人それぞれの、年齢、経験スキル、車歴・・・ｅｔｃ

人によっては「死ぬまでバイクに乗ってやる！」とか「バイクで死ねれば本望」なんて思いもあるだろう。

しかし、あながち、大きく計算が狂うこともないように思える。

楽しく充実している時というのは、今に満足していて出来ることならば、その楽しい時間が続いてほしい！！

少なからず僕にとってのバイクはそういう時間を与えてくれる。

だけど、それは永遠には続かない・・・・・。

バイクに乗れる時間は限られている！

そう考えれば、走る道も、ライディングも。乗るバイクも、チューニングも、

‘もっと！’が誰しもたくさん浮かんでくるのではないだろうか？

足感や達成感に浸り続けじっとしていることが悪いとは思わない。

でも動かずにじっとしていれば現状が維持できる気がするが、不思議なことにそうではない。

現状を維持するには、動き続けなくては維持できない。進化を求めるには、走り続けなくては進化はない。

これはバイクに限った事ではなく仕事や様々なことにも言えることだと思う。

そして、その楽しい‘今’を作り上げるのは自分でしかない。

たまにはボケーっとしながら、そんな計算式を頭に浮かべて電卓はじいてみるのも面白いかもしれませんね・・・・・。